大林宣彦『ハウス』とJapan Sue - Hausu
今年の夏、一番気に入ったMVがこちら。
Japan Sue - House
おそらく日本の映画を編集して作製したであろうこのMV。この映像のぶっ飛び具合とリズミカルな音に虜になります。元ネタが気になって探していたのですが、どう探してよいかわからず。最近やっと見つけたのですが普通に曲名どおりの映画タイトルでした(笑)
監督はかの有名な大林宣彦監督。
タイトルがわかったところで見てみたんですが、これがもう!!!大好きになりました。
正直いって俳優陣の演技もそれほどうまいわけではないし、背景なんかどう見ても絵だし、仕草や台詞はいちいち古くさいんですけど。
映像の力なんでしょうか。映像がものすごく斬新で、「そんなんありかー!」と唸ってしまう。見ていてあきないです。一応ホラーなんでしょうが、声だして笑ってしまうシーンが何度もありました。1977年公開作とは思えません。大林監督はこれがなんと初監督。
そしてメインの女の子たちがこれまた可愛いんですよねー。しかも役名がそれぞれ
- オシャレ(お洒落な子だから)
- ファンタ(ファンタジー好きだから)
- メロディー(音楽好きだから)
- スイート(優しい(sweet)の意?)
- クンフー(カンフー少女だから)
- ガリ(がり勉だから)
- マック(食いしん坊、胃(stomach)から)
という・・・。最初は驚いたんですがどんどん引き込まれてしまいます。一人一人が個性があってとてもいいです。
なかでも一番気になったのはクンフー(神保美喜)。この子がとても可愛くて。顔立ちは最近の女優でいうと仲里依紗をおもいださせました。カンフー少女役ということでアクションがいくつかあるんですが、そのときに決まって流れる音楽があり、その度にテンションあがりました(笑)後半からはパンツ姿で出演していてえーっ!と思ったり。
結構女の子たちが脱いでたりしてびっくりしました。さすが大林監督(笑)
三浦友和や檀ふみがちょい役で登場していたり、寅さんのパロディーもありました。
不思議な魅力のある映画です。
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メインテーマもいいです。
前述したJapan SueはMark Webber(Neon Canyonでも活動)とKira Sawatzkyによるカナダのアート・ポップ・デュオ。(pitchforkより)
"Hausu"以外にも"Suki"や"Bright Lights"といった楽曲を発表していたんですが、つい先日確認したところmyspaseが削除されていました。9月にチェックしたときはまだあったんですが・・・解散?
現在Mark WebberはMemory Screen、Kira SawatzkyはBlue Cerealとそれぞれソロ・プロジェクトで活動しているようです。