12/18 (sat) Owen Pallet @ Harajuku Astro Hall
先日のSharon Van Ettenのライブに風邪気味の状態で行ったのが悪かったのか、その後一週間咳と鼻水が止まらず木曜日には謎の全身痛が起こるなどの災難に見舞われ、一時は行くのを諦めようかと思ったのですが、市販の風邪薬を用量を無視して多めに摂ったのが効いたのかそれとも気合いか、金曜には咳が治まり怠さもとれたので行ってきました、Owen Pallett!もちろんマスク着用ですが。
以前はFinal Fantasy名義で活動していた彼ですが、私が聞きはじめたのは名義をOwen Pallettに変更してからの"Heartland"。今年の始めにタワレコで試聴して一発で気に入りました。今年よく聞いたアルバムのひとつです。
- アーティスト: Owen Pallett
- 出版社/メーカー: Domino
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: CD
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ライブですが、ステージにはOwen一人きり。VJも本人が開演時にノートパソコンをチョコチョコッといじって、同じ映像がエンドレスリピートという至ってシンプル。しかし演奏はヴァイオリンを弦でひいたり指ではじいたりいろんな音を出しながらしながらほとんどの音をその場でどんどん重ねていくというもの。ヴァイオリンってあんな音が出る楽器だったんだなぁと感心してしまいました。一人であんな演奏ができるとは!まさに一人オーケストラ。またヴォーカルもエモーショナルで。どんどん演奏に入り込んでいってしまいました。
Final Fantasy時代の曲も、Owen Palletになってからの曲もどちらもやってました。本編の最後から二曲めではCaribou"Odessa"のカヴァーも。これがまたすごく良かった!各地で結構演奏しているようですね。
アンコールは二回。rockin'onのサイトにセットリストがあったので参考にしつつ書き出してみます。終演まで一時間ちょっとのライブでした。
オーウェン・パレット、セットリストと今後の予定について連絡です|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
The CN Tower Belongs To The Dead
He Poos Cloud
Don't Stop
Scandal At The Parkade
This Is The Dream Of Win And Regine
Midnight Directives
E Is For Estranged
A Man With No Ankles
Keep The Dog Quiet
The Great Elsewhere
Lewis Takes Action
Odessa (Caribou Cover)
Lewis Takes Off His Shirt
This Lamb Sells Condos
Many Lives → 49 MP
Peach, Plum, Pear (Joanna Newsom Cover)
イケメンっぷりも話題のOwenさんですが、今回も登場時に会場のあちらこちらから「王子ー!」との声があがっていました。白いシャツがよく似合います。時折マイクから離れてダイナミックにヴァイオリンを弾く姿はとてもかっこよかった!一曲終わるたびに「フッ」だか「ハッ」だか笑っていたのですがそれに痺れましたよ私は。まさに王子。
Final Fantasy名義の音源は持ってなかったので物販で買って帰りました。”Spectrum 14th Century”(\1000)と”Has a Good Home”(\1500)の二つ。早速聴いています。もう一つ”He Poos Clouds”(\1500)も売っていたので欲しかったのですが、手持ちが少なかったので諦めました。無念。
これが私の今年のライブ納めだったのですが、今年を締めくくるのに相応しい良いライブでした!
土曜日は大丈夫だったのに、日曜になってからまた咳が出始めてしまった。まあでも周りの人に迷惑かけなくて済んでよかった。ほんとに行けてよかったなぁ。映画見に行きたいと思ってたけど治まるまで待たなければ。